『死と向き合う』清水哲郎
この文章は「思想」(2001年第ニ号)に発表されたもので,本文は同誌によった。
まとめ
死に対する希望はどこにあるか。死へと向かう目下の生それ自体にある。
希望を最後まで持つとは,現実への肯定的な姿勢を最後まで保つということ。
肯定的な姿勢の源は,人間の生のあり方にある。人間は,誰かと一緒でなければ,肯定的な姿勢を取れない。
希望の持てる説明とは…
「先行きはなかなか厳しいところがあります。でも私たちはあなたと一緒に歩んで行きますから。」
読後感
死へと向かう存在が人間。人間の生のあり方に目を向ける。