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インターネッツ

『ラップトップ抱えた「石器人」』長谷川眞里子

この文章は,2003年4月27日付の「朝日新聞」に発表されたものである。

まとめ

これまでうまくいって安全だと思われているものは,次も安全だと誤謬されやすい。

科学技術が進んだ時代に生きる人類の脳は,この5万年において全く進化していない。現在の技術や社会は,人類の知恵の蓄積の結果であって,人類が賢くなったわけではない。

獲得した技術は素晴らしいが,私たちはノートパソコンを抱えた石器人でもあることを謙虚に認識する必要がある。

 

読後感

この文章は,「思考バイアス」と「科学技術と生活空間」の復習だ。ここで扱うリスクは,「リスク社会とその希望」とは少し異なる。