choku

インターネッツ

換気扇の音。山と木々の重なり。

今はとても気分が良い。

 

坂口恭平と千葉雅也が話すYoutubeを聴きながら、

研究室に行き、近くのスーパーでシュークリームと緑茶を買った。

 

タイパとコスパについての話があった。

タイパが良いと思われるようなものは本当はタイパが良くない可能性がある

という話だった。

 

今のじぶんにとっての本当の実現したいことに対して、

タイムやコストを気にする必要があるのだ。

 

この間までの自分はなんで調子が悪かったのだっけ、

昨日までの自分はもはや他人であって、明日の自分も他人なのだろうか。

 

過程を楽しむという設定は一度考えて決めたことだけど、

自分の肉になっているようには思えない。

 

いろいろなことを知りたい。

知った上でそれを身近な人に教えたい。

わかってくれる人と話したい。

それだけなんだ。

 

自分を見てほしい。

健全な気持ちでそう思う。

 

自分の研究についてまだしっくりきていない。

イメージがはっきりしていないが、これじゃないという感覚ははっきりとある。

 

荒川修作の言葉がひっかかる。

気配を誰も真剣に考えない。

気配、なのかもしれない。

 

この世界で進行する、普段意識しないところで

あふれかえるものの相互作用。

 

生まれた時の感覚。世界との接触

鈍感になっていく身体。

 

気配というものは忘れ去られていく、

でもそれは突然現れる。

 

ロボットがその空間にいるということ。

なにかがそこにあるということ。

 

自分の今の状態を決めているのは何か。

世界の中からネガティブに見出される私と、

世界を泳ぎながら関わり合う私。

 

視線の相互作用。1対1から多対多。

 

知らないことが多すぎる。

知らなくちゃいけないことが、知らなくていいことなのが多すぎる。

 

目を背けているものこそが、本当は知らなくちゃいけないことなのが多すぎる。

考えたくないことは、考えた方がいいこと。

 

でも、考えたくない。

それを考えるってなんだ。

 

それを考えるということは誠実に向き合っていることになるとは限らない。

 

考えない方法が、生きる原動力になるのか。

すべての暇つぶしは、考えたくないことを考えないようにするためのものなのか。

 

どのようなことに、この体は喜びを感じるのか。

なんで俺の文章はカッコ付けになるのか。

 

世界はいま自分に何を問いかけてきているのか。

疑問ばっかだな、それもバカみたいな。

 

若いってことなのかな、まだまだ。

でも、本当にそうだ。

 

いろんな人に、自分の味方になって欲しいんだ。

自分を知って欲しいんだ。

自分の姿を、いろんな人の目で、教えて欲しいだけだ。